今年も残すところあと2週間となりました。
って台詞を述べたのが去年のベストバイストック。
光陰矢のごとし、信じられないほどの速度で一年が過ぎ去りました。
そして、2025年もあと2週間で終わろうというこの年の瀬に、
なんと今年1回目のブログ更新であります(オイ
昨年の記事には「それではまた1年後」と半分冗談で書きましたが、まさかその通りになるとは。
ななしさんが声をかけてくれなければ0回更新で終わるところでした(ギリギリセーフ
さて、投資系のブログをお持ちの方が、今年の振り返りで「買ってよかった株」を紹介するベストバイストック

今年はのんあるちゃんさんからバトンを受け取りました!
ブログ拝見させていただきましたが、私とは違って丁寧に作りこまれていてとっても見やすい、、、
属性的に、一般の方が再現性高く資産を増やすには私よりもはるかに参考になるかと思います汗
それでは早速参りましょう。
今年買った株で最も理想的なトレードができたものは?
今年は最もパフォーマンスが良かった株、というより、理想的なトレードができた株を紹介したいと思います。
私は投資家というよりはトレーダーなので、「買い値から○○%上昇!」という基準でパフォーマンスを評価していません。
私の評価基準は「リスクリワード」です。
つまり、「想定損切幅に対して、どれだけの値幅が取れたか」が重要で、それを「理想的なトレード」のパフォーマンスを測る尺度としています。
例えば、
①想定損切幅=100円 実際に取れた利益=200円
②想定損切幅=100円 実際に取れた利益=400円
上記①と②のケースの場合、
①はリスクリワードが1対2
②はリスクリワードが1対4
となり、②のトレードの方が優れていたということになります。
元の株価が4000円の株だとすると②のケースでも10%しか取れていないことになりますが、それでもリスクリワード比で1対4のトレードは素晴らしく、トレーダーとしては十分に満足できるパフォーマンスとなります。
そんな「リスクリワード」と言う観点から、今年個人的に最も理想的なトレードができた株が、
三菱地所(8802)
です。
中長期でテクニカルを見ながらトレードをされている方は、「あぁ~」と思われたかもしれません。
以下は三菱地所の月足で、私がエントリーしたのは黄色○の位置です。

狙いとしては、2020年~2024年に続いたレンジを①の上昇波がブレイクした後、②の戻りを待ち、次の③の波を取りに行くというトレードです。
③の上昇波は、私が使うエリオット波動理論の「推進3波」というもので、トレードにおいては最もおいしい波となります。
(エリオット波動については詳しく語りだすとブログが終わらないので、興味のあるかたは調べてみてください)
「お前ホンマに買ってたんかい?」というツッコミもあるかもしれないので、一応エントリー時のポストから時系列準に掲載しておきます!
その後の経過ポスト
当初イメージしていた白の矢印ラインにそって、綺麗に上昇しているのが分かるかと思います。
このように、自分の想定するシナリオが実現した時は、得られる利益以上に、自分の仮説が証明されるという喜びがあります。
テクニカル分析の醍醐味とも言えるところですね。
ちなみに、先ほどのリスクリワードの話に戻りますが、今回のトレードは今全て利確すれば1対4程度となり、極めて効率的なトレードとなりました。

すでに段階的に利確を進めており、最大で2000株ほどに到達していたポジションは目標価格到達時に600株に圧縮し、後はトレンドが崩れるまで保有していく作戦です。
リスクリワードをなぜ重視すべきか
私はエントリー時にまず損切ラインを決めます。
そして、その損切ラインまでの値幅に対して、第一利確目標になりえる直近高値までの値幅が少なくとも2倍ないとエントリーしません。
(=リスクリワード1対2の状態)
リスクリワード1対2なら、2回負けても1回の勝ちでトントンにできます。
よって、勝率が33.3%以上なら利益が残ります。
私は株ではリスクリワード1対3~4取れることも多いので、勝率20~25%でもトントンです。
私の実際の勝率は35~40%位あるので、リスクリワードさえ意識していれば後は試行回数を稼げばトータルでマイナスになることはそうそうありません。
トレードスタイルには大きく分けて2つのタイプがあります。
①高勝率&低リスクリワード型(コツコツドカン型)
②低勝率&高リスクリワード型(逆コツコツドカン型)
基本的に勝率を上げればリスクリワードは下がり(損切幅を広げて小さな利確を重ねるため)
リスクリワードを上げれば勝率は下がります(損切幅が狭いため損切にかかりやすくなる)
どちらが良いということはなく、実際①で利益を残す人もいますが、オススメは②です。
いわゆる「損小利大」という投資の王道のやり方ですし、
勝率が低く基本的に「負け」で終わるので、損切に早く慣れることができます。
投資で失敗する人の多くは、損を素早く切ることができずに含み損を拡大させてしまうので、
損切を「当たり前のもの」として体に落とし込める②のやり方は大きなメリットがあります。
逆に①のタイプの人は急激に資産を増やすものの、一発のミスで退場している人が多い印象です。
コツコツと積み上げた利益が一回の負けで吹き飛ぶのもメンタルに来るので(賽の河原の石積に似てる)、
本当に上手い一部の人を除いて、①のやり方はオススメしません。
どちらかのタイプに慣れてしまうと後々の矯正は難しくなるので、自分がどちらで行くのかは慎重に判断すべきだと思います。
また、①と②の間に、
③中勝率&中リスクリワード型
というタイプも存在します。
株では少ないですが、期待値トレードをするFXには多いタイプで、ほぼ1対1のリスクリワードで勝率55~60%弱を狙います。
先述しましたが、どのタイプが良い悪いではなく、大事なのは「自分に合うかどうか」です。
ぜひ色々試して研究してみてください。
まとめ
なんせブログを書くのが1年ぶりなので、Wordpressの使い方すら忘れていてお見苦しいところもあったかもしれませんが、参考なる部分があればうれしいです。
株クラブロガーの方はインデックスや高配当やファンダメンタルズメインで、あまりテクニカルで戦われている方は少ないと思うので、「あぁこんなやり方もあるんだなぁ」と頭の片隅にでも残してやってください笑
以上です!
次のベストバイストックはSaya Natsugishiさんです。
こちらのブログも私と違って更新頻度が高く、また堅実な資産形成に役立つ内容が書かれているなと思いました。みんなすごいなぁ、、、涙
はぁ、何とか無事に書き終えることができた汗
それではみなさん、また一年後にお会いしましょう!ノシ(オイ