人間関係で悩んだらどうする? ┃ 私が立ち直れた4つの理由

2021年12月24日 クリスマスイヴ

彼女ができました!

自己紹介記事に書きましたが、約1年半前に辛い別れを経験し、心身共にボロボロになって死にかけていたことを考えると、信じられないような状態です。

この記事では、私が今の状態に至るまでにやってきたことの中で、特に良かったなと思うことを4つ紹介します。

結論から言うと、

  1. 人に悩みを話す
  2. 筋トレをする
  3. 依存先を増やす
  4. 勉強をする

の4つになります。

もし、今、私と同じような経験をされたり、あるいは仕事や人間関係で悩みを抱えて辛い思いをされている方がいらっしゃれば、少しでも参考になればと思います。

人に悩みを話す

最初は精神的にボロボロで不眠症と拒食症、鬱になったところからスタートです(汗)

この時は、一人でどうすればいいかずっと悩んでいました。

内容が内容だったので、友人や家族にも相談できず、「どうしよう」「なんとかしなければ」という思いが頭の中をめぐり、食事ものどを通らず、夜は頭の中を思考がぐるぐると回って気がついたら朝になっているというような状態でした。

ある日、思い切って、職場の友人に相談してみました。

話を聞いた友人はことの重大さと私の状態を察して、すぐに精神科か心療内科を受診するように勧めてきました。

私はそれまで、そういった病院にかかったことがなかったので、中々足が向かなかったのですが、友人が半ば強制的に病院を予約してくれて行くことになりました。

その精神科の先生は男性で穏やかな人でした。

「そうですか、大変でしたね。お辛いですね」と、ただただ私の話を聞いて「共感」してくれただけでしたが、気が付くと40分ほども話し込んでいて、話終わるころには心がとても軽くなっていました。

別に、問題解決のための根本的なアドバイスをしてもらったわけではありません。

ただただ、話を聞いてもらっただけなのに、信じられないほど楽になっていました。

「悩み」というのは、一人で自分の中に抱え続けた状態が続くと、不安が不安を呼んで増幅していくもののようです。

人に話を聞いてもらうことで、その連鎖を断ち切ることができます。

この時に注意しないといけないのは、なるべく感情に共感してくれる人や医師を選ぶことです。

「こうすればいい」とか、「その状況ではこうするしかない」というような話し方をされると、距離を感じて逆に不安になってしまうと思います。

私はたまたま最初の病院の先生が合いましたが、「なんか違うな」、と感じたら違う病院に行くことも有効だと思います。

とりあえず、今の悩みを誰にも話していな場合は、思い切って人に話してみてください。

驚くほど心が楽になりますよ。

筋トレをする

悩みを話して精神的にかなり楽になった私は、筋トレを始めました。

「なんでそこで筋トレやねん!」

ってツッコミが入りそうなのですが、きっかけはTwitterの有名インフルエンサーの方のツイートです。

この人です(笑)

「筋トレすれば世の中の悩みの99%は解決する」という学説を主徴している人で、100万人を超えるフォロワーを抱える凄い人です。

当時は藁をもすがるような気持ちでしたので、とりあえずその言葉を信じて筋トレに取り組みました。

関連記事はこちらです↓

「健全な精神は健全な肉体に宿る」とはよく言ったもので、筋トレをすると気分がスッキリするし、単純に筋肉が傷ついて修復のためにエネルギーが必要になるのでお腹が空くし夜も寝れるようになります。

あと、筋トレで身体を死ぬほど追い込むと、人間の脳は精神的な悩みを考えるエネルギーよりも緊急性の高い肉体のダメージを修復する方にリソースを割こうとするので、悩みがどうでもよくなります。

筋トレをすることで明らかに女性からの評価も変わった気がする?ので、そういう意味でも効果的だったと思います(笑)

依存先を増やす

「依存先を増やす」と聞くとネガティブな印象を持つ人もいると思います。

それは「依存」が悪いことで「自立」が良いことであると一般的に認識されているからです。

しかし、本当に悪い「依存」というのは、「一つのことに依存しすぎること」です。

一つのことに依存すると、それがダメになった時の精神的ダメージが大きくなり、さらに立ち直るのも時間がかかります。

また、「もしもそれが無くなったらどうしよう」という不安感が心のどこかに残り続けます。

私も、一つに依存しすぎたせいで、それが無くなった時に世界が終わったように感じてしまったのです。

そしてその解決方法が「依存先を増やす」というものです。

株式投資の分散投資によく似ている概念なので、その方が分かりやすいという人もいるかもしれません(笑)

依存先を増やせば増やすほど、一つがダメでも他のものがカバーしてくれるため、逆に人として「自立」することができるのです。

本当の自立に必要なのは、自分自身を鍛えること以上に、依存先を増やすことが大切だと私は思います。

私はこの1年間で3つの依存先(コミュニティ)を増やしました。

  • Twitter
  • ダンス
  • キックボクシング

私は一人暮らしで家族は日常生活圏にいないので、これに職場と友人を会わせて合計5つの依存先があります。

これなら、1つで嫌なことがあっても他の人達がカバーしてくれるし、特に趣味となっているダンスやキックボクシングは後述する自分の成長にもつながっているので、人生を充実させてくれています。

Twitterの人達は日常的に交流して励まし合うことができます。

ダンス教室の人達とは、チームでライブハウスのステージデビューを果たしました(笑)

また、キックボクシングでいつもペアで練習している人とは、この年末に忘年会をすることになっています。

特に、会社の人間関係で悩んでいる人は、会社以外のコミュニティが不足していることが原因であることが多いです。

会社が自分の世界の全てなので、そこでうまくいっていないことで人生の満足度が下がり、それが精神状態に大きな影響を与えてます。

人間関係で悩んでいる人は、新しい趣味を始めたり、SNSのアカウントを作って、会社以外のコミュニティを作ってみると、意外とあっさりと悩みが解決するかもしれません。

勉強をする

4つ目は「勉強をする」ことです。

人は大きな挫折を経験すると、自己肯定感が下がります。

自己肯定感とは、「ありのままの自分を肯定する感覚」のことであり、「生きるための原動力」とも言えるほど重要なものです。

そしてこれが低下してしまうと、今の自分を好きでいられなくなり、生きることが辛くなります。

私は大切な人に裏切られるという大きな挫折が原因で、一時期、この自己肯定感を全く感じられなくなってしまいました。

「自分のせいでこうなったのではないか」

「自分に魅力がないせいで今こんな惨めな気分を味わっているのではないか」

本当は全くそんなことはないのですが、一度自己肯定感が下がると、時間経過だけでそれを取り戻すことは私にとっては非常に難しかったのです。

それでは、一度下がった自己肯定感を高めるにはどうすればよいのでしょうか?

その答えが「勉強」です。

正確には、勉強することによって得られる「成功体験」です。

挫折によって自己肯定感が下がったのだから、成功によって自己肯定感を高めてやればいい。

引き算で減ったのだから足してやればいい、という単純な理屈です。

実際のところ、成功体験を得られれば良いわけで、別に勉強でなくても何でもよいのですが、私は投資をしていて、またせめて将来の金銭面の不安は無くしておきたいと考えたので、簿記検定を受験することにしました。

努力の甲斐あって、簿記3級は100点で合格することができました↓

小さな成功体験で気をよくした私は、続けてファイナンシャルプランナー3級の勉強を開始し、こちらも合格できました↓

この成功体験と、最初に挙げた筋トレの効果により、私の自己肯定感は少しずつ回復していきました。

また、この2つの勉強をしながらも、趣味と実益を兼ねた投資の勉強とTwitterでの発信は継続していきました。

挫折を経験すると、自分だけが社会の歯車から外れて、取り残されたような不安と焦りを感じる人が多いと思います。

ちょうど、受験生が大学受験に失敗し、浪人が決まった時の精神状態に似ています。

そんな「停滞感」を払拭するには、半ば根性論のような、努力⇒成功というシンプルなアプローチが有効です。

私はその手段として、勉強を選びましたが、努力している自分を好きになれる効果があるものなら、音楽でもゲームでもなんでも構いません。

ただ、自己肯定感は周囲からの評価によっても強化される性質がありますから、できれば周囲の人がシンプルに評価して祝福してくれるような対象に取り組むのがよいでしょう。

まとめ

この記事では、私が挫折から立ち直り、彼女をゲットする(?)までに行った4つのことについて紹介してきました。

人生は山あり谷あり。

想像もしないところに落とし穴があって、自分のことが嫌になる瞬間が誰しもあると思います。

そんな時に、その問題に対処する自分なりの方法論があれば、いち早くその状況を抜け出すことができると思います。

私は4つのことに取り組みましたが、どれか一つでも構いません。

今悩みを抱えている人は、一歩踏み出してほしいと思います。

この記事が、一人でも、そんな人達の助けになればと願っています。

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